VR(クエスト2)で視力が回復した話【クエスト2レビュー兼ねて】
昨年ですが、急にVRゲームがやりたくなってクエスト2を購入しました。
PS5が欲しかったけど購入できる気がせず(今も購入できていない)、正直PS4とSwitchでなんとでもなるなぁと思っていた時にCMか何かで見て気になり始めたのだと思います。
一番やりたかったのは、ビートセイバー。逆に、それ以外はどんなゲームがあるか全く知りませんでした。
購入して一年くらい経ちましたが、買ってよかったかと聞かれれば「良かった」です。何せタイトルにある通り視力が回復したのですから。
ちなみに片目は元々悪くなくて、1.0。もう片方が数年前まで0.6で、年によっては0.4の時もありました。それが今年は両目とも1.0です。両目とも1.0は何年ぶりでしょうか。視力検査は多少勘によって変わるとは思っていますが、それだけではないと思います。
視力が回復した要因がVRとしている理由は後述しますが、まずはクエスト2購入の感想からまとめます。
ゲームに関しては現状ビートセイバーのみ
せっかく購入したのでビートセイバー以外にもいくつかゲームをやってみたのですが、最終的に続けているのはビートセイバーのみです。他のが続けられなかったのにはいくつか理由があります。
自分が移動するタイプのVRゲームは、酔う。
3D酔いという言葉はこれまでも聞いたことはありました。しかしながら自分がそれになったという実感はこれまでにはありません。視界が激しく動くゲームでも「酔った」という感じにはなりませんでした。
でも、VRヘッドセットを付けた状態で視界が激しく動くゲームは、酔います。激しく動かなくても、一歩動いただけで酔ったゲームもあります。(現実の自分は動かず、ゲーム上の自分は前に進んだ状態)
これは、人を選びますね。
酔わないゲームもあるが
自分が移動しないゲーム、例えばビートセイバーのように標的が自分に迫ってくるゲームは酔わずに楽しめます。実際、今でもビートセイバーは楽しく続けています。
ですが、酔わない=続けられるというのは違う話。
私がクエスト2でやったゲームのほとんどは、「数回やれれば満足かな」というものでした。体験としては面白いが、続けたくなるかというとそうでもない。続きが気になるかというとそういったストーリー性のあるゲームは少ない。
そんな中、ビートセイバーだけは続けられたのですが、それはなぜでしょうか?
フィットネスとして非常に楽しいビートセイバー
ビートセイバーは、音楽に合わせて流れてくるキューブをタイミング良くカットしていくゲームです。
カットする向き、振り方、コンボ数などでスコアが決まります。いわゆるリズムゲームですね。
リズムゲームなのですが、キューブをカットするという感覚が、気持ち良いです。リズムゲームでよくあるのが、タイミングよくボタンを押す系で、少しでもずれるとスコアが減ります。その点はビートセイバーでもカットの仕方でスコアが変わりますが、「ズレた」という感覚になりにくいと思います。
また、そこそこ体を動かすことになるゲームですが、比較的「疲れにくい」です。割と激しい曲でも何曲も続けてプレイすることができます。
リズムフィットネス系だと、Switchのフィットボクシング等もやりましたが、あれは二曲ぐらいやると「今日はもういいか」ってなるのですが(ヘタレ)、ビートセイバーは5〜6曲は当たり前で、10曲以上続けることもあります。
これは「疲れにくい」+「カットが気持ち良い、達成感がある」の合わせ技効果でしょう。
そして重要なのは視力への影響です。
ビートセイバープレイ後は、目がスッキリ
これはビートセイバーに限らずですが、ある程度クエスト2をつけていた後に外すと、「目がスッキリしていて、周りがよく見えます」。
最初だけかと思いましたが、この感覚は一年経った今でもしっかりあります。
よく視力回復として「3D立体視」(モザイクのような画像と上に二つの黒い点があるやつ)がいいという話があります。自分も右目の視力が落ちてきてから、スマホのアプリでやっていました。
3D立体視で視力が回復するのは、それをやることで目のピント調整をする筋肉がほぐれることが要因だと聞いたことがあります。クエスト2に限らず、VRを体験している状態はその3D立体視を常時している状態に近いのかもしれません。
また、スマホなどで3D立体視をやる時は、できて数分です。それ以上は飽きます(自分だけかもしれませんが)。その点ビートセイバーは20分〜30分は軽くできてしまうので立体視を体験している時間は数倍以上です。
こんな理由から、自分としてはVRのおかげで視力が回復したのだと思っています。もちろんちゃんと証明できるような検証はしていませんので、あくまで個人の感想です。
視力回復に過度な期待をしてVRを購入するのはオススメできませんが、フィットネスを兼ねて視力回復に軽い期待をするくらいであれば購入もアリではないでしょうか。(確か子どものVRは推奨されていないので、自分がプレイして大丈夫な状態かは要確認です)